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【カロリー制限は長寿命遺伝子をオンにする】
【カロリー制限は長寿命遺伝子をオンにする】


「人間の遺伝子の中に、『サーツー』という長寿命遺伝子がある」
アメリカ ボストン マサチューセッツ工科大学
分子生物学者レオナルド・ガレンテ博士


これまでは長寿命遺伝子などない。
チャールズ・ダーウインの「自然選択説」が常識だったのです。

生まれた時、寿命は決まっているという考え方で、
生存と繁殖に優れた性質を持つ個体は生き延び、より多くの子孫を残すという考えでした。


つまり
生まれてからは遺伝子の選択は行われない。

25歳頃をピークに人生の後半では個体の優劣はもう決まっていて、
ただ肉体的機能が衰えて行くのみ、宿命的でどうにもならない。
それが老化というもので、
「特定の長寿遺伝子などない」という考え方が学者の常識でした。


ガレンテ博士は、
カロリー制限するとマウスや猿が生き延びることを知っていて、
そこに老化を制御する遺伝子の働きを予測していました。

酵母菌の実験で、カロリー制限すると酵母菌は生き延び、逆にカロリーを増やすと早死、
その違いに長寿遺伝子を見付け、

長さ1mmの線虫で実験し、サーツー遺伝子を操作することにより寿命は1.5倍に延びました。

更に、哺乳動物にも「サーツー遺伝子」があり、この遺伝子こそが長寿遺伝子であることを突き止めたのです。


反対に、「ダフツー変異体遺伝子」の発現を抑制すると、寿命が延びることが分かって来ました。

この事実から「ダフツー」は老化を進め、「サーツー」は老化を遅らせることを発見しました。

「サーツー」の主な役割は

1.細胞を修復するタンパク質の活性化
2.細胞の死(アポート-シス)の抑制
3.生命維持に必要なエネルギーを作り出すミトコンドリアの抑制

サーツー遺伝子は、普通の状態では、スイッチオフになっています。
いつオンするか。

それは、カロリー制限することにより、オンすることが出来るのです。

カロリーを減らすと長生きできるのです。





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