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更年期にのぼせ・ほてりの症状がある女性は股関節骨折を患うリスクが高まるとの調査結果
女性は更年期を迎えると体に何らかの不調を感じるようになるが、その症状は個人差があり、なかにはこれといった自覚症状もないまま更年期を過ぎる人もいる。

もっとも一般的な症状はホットフラッシュと呼ばれる「のぼせ」や「ほてり」だが、米カリフォルニア大学が行ったコホート研究により、更年期の初期にホットフラッシュの症状があった女性は、その後、骨折を患うリスクが高まることが分かった。

更年期症状と骨折の関係を分析

研究チームは米国立衛生研究所が行った「閉経後の女性の健康に関する研究プログラム」に参加した50歳から79歳の女性2万3573人について、約8年間にわたる追跡調査のデータを分析した。

参加者は調査開始時にホットフラッシュ、寝汗といった更年期の症状に関する問診を受けている。

その後、年1回の検診で骨折の有無がモニターされ、約5000人の被験者が骨ミネラル密度の検査を受けていた。


のぼせ・ほてりがあると骨折リスクがアップ

年齢、BMI(肥満度指数)、人口統計学的因子を調整してデータを分析した結果、調査開始時に中等度から重度のホットフラッシュ症状があった女性は、症状のなかった女性に比べて骨ミネラル密度が低く、股関節骨折を患うリスクが高くなることが分かったそうだ。
骨密度の減少に拍車がかかる?

骨組織では破壊と再生が繰り返されており(新陳代謝)、閉経後は再生速度が破壊速度に追いつかなくなるため、骨量が減ってしまうのだが、ホットフラッシュの症状がある女性はこの骨量減少に拍車がかかっていることを、今回の研究は示唆している。

こうした結果について研究者は「ホットフラッシュの症状がある女性は、喫煙や過度の飲酒を避け、運動、カルシウムやビタミンDの摂取を心がけることが大切」と指摘している。

カリフォルニア大学の研究結果は『Endocrine Society’s Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』に発表された。





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